汚部屋の脱出・片付け手順

はじめに

最近では、部屋が片づけられなくて悩んでいる方が多くいます。

理由は、人それぞれ異なりますが、悩んでいる人に共通しているのは、 「片づけられるようになりたい」と思っていることです。

なぜなら、
「片づけたい」という気持ちがなければ、部屋が汚くても悩むことがないからです

当社では、悩みを抱えたお客様の部屋を片づけたり、整理整頓のアドバイスをしています。

お客様と片づけ作業をしている中で、毎回のように感じることがあります。

それは、「お客様は片づけが出来ないのではなく、片づけ方法が分からないだけ」ということです。

相談されるお客様は、「悩みに悩んで限界まで達したとき」にお問い合わせがあります。

自分の部屋というのは、プライベート空間のため「他人に入られたくない」と考えてしまうからです。

それでも「汚部屋から本気で脱出したい」というお客様から、お問い合わせがあります。

片づけを無事に終えたお客様が必ず言うセリフが、 「こんなにすぐ片づけられるなら、もっと早くに頼んでおけば良かった・・・」

この言葉には、「ずっと部屋のことで悩んでいた」という気持ちが込められています。

ここでは、
「自分で部屋を片付けたい」
「片づけを依頼したいけど、お金がない」

という方に、部屋を片づける手順をご紹介します。

ステップ1、片づけ作業の前にすること

これから部屋を片づける方には、はじめに行ってほしいことがあります。

それは、「紙に書きだす」という作業です。

紙に書き出す内容は2つあります。

「片づける目的を明確にする」
「部屋の中で残すモノを決めておく」


この2つをしっかりと決めましょう。

なぜ、作業前に書きだす必要があるのか、その理由について説明していきます。

片づける目的を明確にする

1つ目に「片づける目的を明確にする必要性」についてです。

片づけられない多くの方は、

「歩く場所がなくなってきた」
「モノが多くて、荷物の置き場所がない」
「周りの人に片づけるように言われたから」

このような理由で、何となく片づけを始めようとします。

しかし、このような考えでは部屋をキレイに片づけることはできません。

大切なのは、「片づけをした後にどのような良いことがあるのか」を考えることです。

例えば、
「部屋をスッキリさせれば、新しいモノを飾れる」
「片づけのことで家族とケンカをしなくなり、楽しい会話が増える」
「部屋がキレイになれば、友達を呼べるようになる」

このように、片付けた後の良い未来を作ることによって、自分のモチベーションを上げていきましょう。

作業の途中で「もう片づけをしたくない」という気持ちに、一度は陥ってしまうことがあります。

そのようなときにも、片づける目的をしっかり持てていれば、頑張る気力が湧いてきます。

多くの方は、目的を明確にしていないため、モチベーションが上がらず片づけの問題を解決できません。

部屋の中で残すモノを決める

2つ目に大切なことは、
「部屋を片づける前に、残すモノを書きだしておくこと」です。

片づける前に必要なモノを書きだすことによって、今の自分にとって不要なモノが分かります。

片づけ中に「必要なモノ、不要なモノ」を一つ一つ判断していたら、大変な作業になってしまいます。

モノを分別している自分の姿を想像してみてください。

目の前に、何百枚のハガキが置いてあります。一枚一枚「このハガキは必要、これは要らない」と作業を進めたいでしょうか。

モノが2000個あるとしたら、2000回は「これは必要、これは要らない」と考えなくてはいけません。

これでは、片づけが得意な人でも嫌になってしまいます。

多くの方は一つ一つ判断をしているため、片づけが進まずに悩んでしまいます

必要なモノ、不要なモノの判断は、想像以上に頭を使うため、 分別をしている本人はすぐに疲れてしまい「片づけはもうしたくない」 という結果に終わってしまいます。

このような理由から、片づけ作業に入る前に残すモノを決めましょう。

例えば、
「財布、通帳、カード」
「衣類上下10着ずつ」
「友達からプレゼントで貰ったモノ」
「コップ2つ、お皿2つ、茶わん3つまで」
「電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機」
「化粧品(中身が半分以下のモノは捨てる)」
「歯ブラシ、洗剤」

このように、残すモノをすべて書きだします。

また、残すモノの個数を必ず決めるようにします。

片づけを進めていくと、日用品で同じようなモノがたくさん見つかります。

キッチンでは、コップ、お茶碗、調味料など大量に出てくると思いますが、 「コップと茶碗は3つまで残す」と決めておけば、作業中に迷うことが 少なくなり、スムーズに進んでいきます。

残す個数を決めずに作業をしていくと、捨てられない可能性があり、モノを横に移動しているだけに なります。

今の自分にとって本当に必要なモノだけを考え、紙に書きだすようにしましょう。

モノが溢れて歩くスペースがない状態の場合、本気で今の生活から抜け出したければ、部屋の中にあるモノの8割は捨てる意識を持ちましょう。

「モノは出来るだけ残したい」という甘い考えでは、汚部屋となってしまった 部屋を、自分で片づけることは困難です。

理由は、捨てる基準が甘いほど、作業の途中で「片づけはしたくない」と挫折する可能性が高いからです。

思い出のモノを捨てるのは辛いことですが、今の生活を大切にしてください。

紙に書きだす内容
・片づける目的(困っていることや、片づけた後の良い未来を作る)
・部屋の中で残しておくモノ(個数まで決める)

この2つを明確に決めることで、片づけを順調に進められます。

紙に書きだすときは、散らかった部屋では頭の整理が難しいので、喫茶店や公園などの落ちつく場所で考えると良いです。

紙に書きだした内容は、玄関の壁に貼り付けたり、バッグに入れるようにして、片づける目的を忘れないようにしましょう。

注意:モノを持ち込まない

部屋を片づけている間は、モノをできるだけ家に持ち込まないようにしてください。

当たり前ですが、家にモノを入れなければ、間違いなく部屋はきれいになります。

ここで、モノを増やしては、頑張って片づけをしている意味がありません。

部屋の片づけが終わるまで、服や雑貨などを購入することもおススメしません。

片づけることだけに集中するためにも、 「部屋を片づけるまではモノを持ち込まない」というルールを作りましょう。

ステップ2、作業前に用意するモノ

作業をスムーズに進めるために、以下のモノを用意しましょう。

・ゴミ袋(可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ)
・ダンボール5箱程度(四角い箱であれば、ダンボール以外でも大丈夫です)
・市町村のゴミ分別表
・手袋

ゴミの分別表は、市役所や各市町村のホームページなどで入手しましょう。

多く使用する袋は可燃ごみ

部屋を片づけるときには「燃えるごみ」が多く出るので、可燃ごみ袋を多めに用意しておきましょう。

「不燃ごみ、資源ごみ」は、部屋にあるゴミの種類にもよりますが、最初は10袋~20袋を用意すればいいと思います。

ダンボールの使用方法について

ダンボール(四角い箱)は、5箱程度を最初に用意しましょう。

ダンボールには3つの使用方法があります。

1つ目は「ペットボトルや缶に入った飲み残しを入れておく箱」に使用します。

「飲みかけのペットボトルや缶はない」という方は問題ありませんが、多くの部屋では大量に出てくることが予想されます。 (私の経験上、汚部屋の8割の人が飲み残しを床に放置してありました)

ゴミの分別をしている途中で、飲みかけのペットボトルや缶を見つけるたびに、流し台で捨てていると時間がかかってしまいます。

そこで、「飲み残し専用のダンボール」を用意して、ダンボールが一杯になったら、流し台でまとめて捨てるようにすれば、作業効率が良くなります。

2つ目は「分別が分からないゴミを入れておく箱」です。

ゴミ分別表を見て、すぐに分かれば良いですが、仕分けに悩んでしまうモノがある場合は、片づけの作業が止まってしまいます。

分別で悩んでしまうと、やる気がなくなる可能性が高いので、「処分が分からない専用のゴミ箱」をあらかじめ作っておきます。

処分方法が分からないゴミは、部屋が片付いてからゆっくり調べましょう。

片づけをスムーズに進めるためには、分かりやすいモノから分別をしていくことが大切です。

3つ目は「部屋で残すモノを入れる箱」です。

ここで注意することが、袋ではなくダンボールに必要なモノを入れるようにしましょう。

理由は、必要なモノを袋に入れてしまうと、途中で何が入っているか分からなくなったり、ぐちゃぐちゃになってしまうことがあるからです。

ダンボールのように四角い箱でしたら、重ねて積むことが可能です。

ダンボールを5個程度と決めている理由は、ダンボールがありすぎると、残しておくモノを増やしてしまう可能性があるからです。

まず、重要なことは捨てる作業なので、モノを少なくすることを意識していきましょう。

必要なモノを入れる箱がなくなったら、その時に増やしてください。

「ゴミ出し日」を玄関の壁に貼る

ゴミ出しの日にちを調べて、紙に書きだし玄関に貼りましょう。

例えば、
<月曜日、木曜日>燃えるごみ
<水曜日>不燃ごみ
<金曜日>資源ごみ
<第2火曜日>粗大ごみ

このように、ゴミ出し日を玄関に貼ることで、家を出る時に「ゴミを出し忘れた」という事がなくなります。

片づけをすると、大量にゴミが出ることが予想されるので、あらかじめ捨てる日にちを把握して、ゴミ捨てを忘れないようにしましょう。

頑張って仕分けをしたのに、ゴミ出しを忘れてしまえば、片づけの作業が遅れてしまいます。

汚部屋は、部屋の半分を片づけるまでが大変です。

しかし、半分ほど片付いてくると、部屋にスペースができるので作業がしやすくなります。

まずは、部屋の半分を片づけることを目標に頑張りましょう

ステップ3、片づけ場所の順番を決めよう

本当の汚部屋になった場合、 通路まで足の踏み場がない状態で、 どこから進めていいのか分からなくなります。

一度にすべての部屋を片づけることは難しいので、 順番を最初に決めましょう。

おススメする順番は、
1番目、玄関から部屋までの通路
2番目、分別が簡単な部屋から
3番目、トイレ
4番目、キッチン
5番目、浴室、洗面所

このような順番が、片づけをスムーズに進められると思います。

一つ注意することが、1~5の作業が終わるまで、下駄箱・収納棚・押入れの中のモノには手をつけないことです。

収納している中のモノをすべて出すと、想像している以上のモノが出てきます。

部屋の床が散らかっている状態で、収納棚まで手をだすと、片づけ前よりもモノが増えてしまって大変です。

床にあるモノを片づけることが第一になります。

ここからは、1~5の順番で進めていく理由を説明していきます。

玄関から部屋までの通路

はじめに、「1、玄関から部屋までの通路」から進めていきます。

最初に片づける理由は、歩く通路がなければ、部屋を片づけようがないからです。

部屋の中を片づけるときにも、玄関までの通路は必ず歩くため、最初に片づけることで、今後の作業がしやすくなります。

分別が簡単な部屋から

通路を片づけ終わったら、「2、分別が簡単な部屋」から進めていきます。

衣類・小型家電・本などは仕分けがしやすいモノになります。

反対に、
書類・ハガキ・化粧品など、手の平サイズのモノは仕分けが大変なため、捨てる判断ができないと作業が進みません。

仕分けがしやすい大きなモノから始めることで、少しずつ分別に慣れていく効果もあります。

水回り(トイレ、キッチン、洗面所)

歩く通路、部屋を片づけ終わったら、次は水回りです。

水回りでは、仕分けがしやすい「3、トイレ」から片づけを進めましょう。

トイレが汚くて中を見たくないという人は、モノをすべて外に出してください。

空気が悪い場所で仕分けをしていると、気分が悪くなってしまいます。

トイレが終わったら、次は「4、キッチン」です。

キッチンからは、大量の調味料・食器類・鍋やフライパン、ひどい場合には、生ごみが溜まっていると思います。

キッチンの片づけは大変ですが、「玄関から部屋までの通路」「各部屋」「トイレ」を片付けられた人なら必ずできます。

処分に困ってくるモノが「油」です。油は流してしまうと詰まりの原因になるため、 「分別が分からない専用のダンボール」にまとめて入れておきましょう。

その他にも、流せない液体類や、分別に困るモノが見つかったら、とりあえず「分別が分からない専用のダンボール」に入れるようにしてください。

キッチン周りのモノがすべて片付くまでは、収納棚は触らないようにしましょう。

最後は「5、洗面所」です。

洗面所からは、大量のタオルや衣類が出てくることが多いです。

女性であれば、化粧品がぐちゃぐちゃになっているかもしれません。

まずは、分別がしやすいタオルや衣類から仕分けを進めていきます。

中身が入った化粧品を仕分けるのは大変なため、すぐに捨てることができなければ、「分別が分からない専用のダンボール」に入れるようにしてください。

同じモノがたくさん見つかった場合は、ステップ1で紙に書き出した「~は~個まで」の自分が作ったルールを確認しましょう。

それ以上のモノが見つかったら、未使用であっても処分することをおススメします。

「一度も使っていないからもったいない」という気持ちがあるかもしれません。

しかし、「もったいない」の考えが原因で、今の部屋になってしまっています。

床のモノが片付いたら収納棚へ

床のモノが片付いたら、各部屋の収納棚を進めていきましょう。

すでに、床のモノは片付いているため、収納棚のモノを出しても困ることはありません。

収納棚をスムーズに片づける方法は、最初にすべてのモノを出す作業を行うことです。

理由は、棚から一つ一つ出して分別をしていると、時間がかかり、作業の効率が悪いからです。

部屋を片づける順番を決めたら、いよいよ片づけ作業に入っていきますが、 その前に「効率よく片づけを進める3つの鉄則」があるので、参考にしてください。

片付けを効率よく進める3つの鉄則

片づけを進めていく上で、守ってほしい「3つの鉄則」があります。

・3つの鉄則
「自分は動かず、モノを動かすこと」
「モノを持ったらゴミ袋かダンボール箱へ」
「粗大ごみは優先的に捨てる」

この3つを意識することで、作業がスムーズに進みます。

1、自分は動かずモノを動かすこと

1つ目の鉄則は、「自分は動かず、モノを動かす」ことです。

汚部屋を片づけるときには、「どれだけ動作に無駄がなく作業を進められるか」が大切になります。

数年間と捨てずに放置してあったゴミを、一度に片づける必要があるため、普段通りの片づけでは間に合いません。

ゴミの仕分け作業をするため、手と頭は使わなければいけません。

そこで、「足」をできるだけ動かさないように意識をしましょう。

理由は、片づけが進まない人に共通している点は、「歩き過ぎている」ことにあるからです。

例えば、リビングを片づけているとき、洗面用具が見つかったとします。

ここで、片づけが進まない人の行動は、見つかった時点で洗面台へ戻しに行ってしまいます。

洗面用具を戻し終わり、リビングで分別をしていると、今度は寝室に置くモノが見つかります。

すると、一つのモノを手に取って寝室へ戻しに行ってしまいます。

ゴミを捨てる時も同じことで、 毎回のように離れたゴミ箱まで捨てにいく行動をしています

片づけが進まない人は、一つ一つモノを見つけては移動しているため、作業が思うように進みません。

始めにしなければいけない作業は、モノを特定の場所に戻すことではなく、捨てる作業です。

そこで、「自分の近くにゴミ袋とダンボールを離さず置いておくこと」を意識してみましょう。

自分が動いた分だけ、ゴミ袋とダンボール(必要なモノ・分別が分からないモノを入れる箱)も一緒に近づけていきます。

すると、動作にムダがなくなります。

仕分けをしている間は、足を動かさないように意識して、 目の前のモノを分別することだけに集中しましょう。

2、モノを持ったらゴミ袋かダンボール箱へ

2つ目の鉄則は、「モノを持ったらゴミ袋かダンボール箱」へ入れるようにしましょう。

仕分けをしていると、たくさんのモノが部屋中に散らばっていると思いますが、 一度にすべてのモノを片づけるのは難しいです。

片づけられない多くの人は、一つのモノを考えている間に、他のモノが気になってしまい、 手に持っていたモノを床に置いてしまいます。

床に置いてしまったモノは、また同じように分別作業をしなければいけません

これは時間のムダになってしまうため、 「手に持ったモノは必ずゴミ袋かダンボールに入れる」というルールを決めましょう。

ゴミ袋やダンボールに入れることで、モノがまとまるため、今後の移動も簡単になります。

3、粗大ごみは優先的に捨てること

3つ目の鉄則は、粗大ごみが出たら優先的に捨てるようにしましょう。

部屋から大きなモノを減らすとスペースができます。

粗大ごみの回収日は、市町村によって異なりますが、1カ月に1回程度しか回収していない地域が多いです。

さらに、回収する個数も決められているため、一度にすべてを捨てることは難しくなります。

そのような理由から、あらかじめ回収日を確認しておき、捨てられるようにしておきましょう。

車で処分場へ持ち込める人は、こまめに捨てに行き、部屋のスペースを広げていきましょう。

「自分は動かず、モノを動かす」
「モノを持ったらゴミ袋かダンボール箱へ」
「粗大ごみは優先的に捨てる」


この3つの鉄則を作業に取り入れることで、スムーズに進めることができます。

ステップ4、必要なモノをグループに分けよう

ステップ3まで進むと、部屋には必要なモノだけが残っている状態です。

ここからは、ダンボールの中に入ったモノを分別していきましょう。

仕分けのときに注意する点は、「モノを床に置かず、箱から箱へ入れる」ということです。

<例>
・衣類を入れる箱
・思い出のモノを入れる箱
・本や雑誌を入れる箱
・キッチン用品

専用の箱を決めることで、モノを入れる場所がハッキリとします

また、分別中に「これはやっぱり要らない」というモノも出てくるため、ゴミ袋も一緒に用意しておきましょう。

専用箱を用意する際に、注意することがあります。

それは、「最初から細かく分別しすぎない」ということです。

<例>
下着を入れる箱
ズボンを入れる箱
・思い出の写真を入れる箱
・キッチン用品のコップを入れる箱

このように、最初から細かく分別をしてしまうと、箱がいくつあっても足りません。

さらに、分別している途中でよく分からなくなってきます。

そのため、最初は5箱程度で分別をしていきましょう。

<例>
・写真や小物などの思い出のモノ
・キッチン用品
・清掃用品
・スキンケア用品、化粧品
・衣類、タオル

また、部屋に置くモノで仕分けをしても良いです。

<例>
・リビングに置くモノ
・キッチンに置くモノ
・寝室に置くモノ
・押入れの中に入れるモノ

このように分別をしていくと、作業がスムーズに進みます。

まずは、すべてを完璧に仕分けるのではなく、大きなグループに分けることを意識しましょう。

仕分け作業を終えることができたら、ステップ6の「部屋の清掃」に進みます。

不要なモノが部屋からなくなると、今度は「部屋の汚れ」が気になってくると思います。

部屋の汚れもしっかりと落として、「キレイな部屋づくり」を目指していきましょう。

ステップ5:部屋の清掃(ハウスクリーニング)

部屋の清掃をするために、用意する「掃除用具」があります。

掃除用具
ほうき、ちりとり、バケツ、ぞうきん10枚程度(マイクロファイバー)、激落ちくん、 スポンジ、クレンザー、窓ふき道具、マスク、ゴム手袋、ゴミ袋

以上の掃除用具があれば、ほとんどの汚れは取り除くことができます。

ホームセンターに行くと、色々な清掃用品が並んでいます。

最初から、すべての商品を使いこなすのは難しいため、上記で記載した「最小限の掃除用具」で キレイにしていきましょう。(3000円~4000円で揃います)

1、ほうきで天井や壁のホコリを取る

まずは、ほうきで天井や壁のホコリをすべて取り除きましょう

ホコリが部屋中に広がるため、窓は全開にしてマスクは装着しておきましょう。

天井→壁→床の順番に掃き、できる限りのゴミを部屋から取り除きます。

ここで、掃き掃除のワンポイントアドバイスです。

床の掃き掃除をするときは、ベランダや、玄関などの出入口に向かって掃くようにしてください。

ホコリやゴミがあると、その場所ごとに集めてしまいがちですが、一か所に集めてから、まとめて 取ることで時間短縮になります。

水回りの掃除

水回りは、トイレ→浴室→洗面台→キッチンの順番がおススメです。

とくに、キッチンは最後に掃除をしたほうが良いです。

掃除中は、汚れた水を流すところが必要になります。

使用した水を流すと必ず汚れてしまうため、そのようなところは最後に掃除をするようにして、 「同じ場所を2回掃除しない」ように気を付けましょう。 (汚れた水を流す場所が洗面台の場合は、洗面台を最後に掃除します)

水回りの掃除方法ですが、基本的に「激落ちくん、スポンジ、クレンザー」があれば十分です。

キッチン周りや、浴室の簡単な汚れは「激落ちくん」で落とせます。

「激落ちくん」を使用するメリットは、洗剤を使わずに汚れを落とすことができます

ガンコな汚れの場合は、「クレンザーとスポンジ」のセットがおススメです。

クレンザーには、研磨剤が入っているため、力を入れなくてもキレイに落ちます。

最後の仕上げで、マイクロファイバー(ぞうきん)で拭き取ると、ピカピカに仕上がります。

以上が、簡単な掃除方法になります。

その他にも、収納棚や、玄関回りなど汚れている場所はあると思いますが、用意した掃除用具で落とせるので試してみてください。

掃除は疲れるため、「一日一か所掃除する場所」を決めて、継続的に進めていきましょう。

掃除を続けていくと、部屋がどんどんキレイになり、気持ちよくなってきます。

部屋の掃除が終わりましたら、最後の「ステップ7:モノの収納」に進んでいきます。

ステップ6:モノをキレイに収納しよう

最後に「ステップ6:モノを収納」していきましょう。

部屋には「大きなモノ」と、ステップ4で「大きなグループに分けた小物の箱」が残っていると思います。

はじめに、ある程度のモノの置き場所を決めましょう。

例えば、
リビングには、「日用品、CD、本」
洗面台には、「化粧品、スキンケア用品」
寝室は、「衣類、思い出のモノ」

など、モノの置き場所に合わせて、大きなモノから配置をしていきます。

リビングに、本を置くと決めたら、「本棚」はリビングになります。

寝室に衣類を置く場合は、「衣類の収納ケース」は寝室になります。

モノを配置するときに、3つ意識してほしいことがあります。

1つ目は、「生活する動きに合わせてモノの配置を決める」ということです。

例えば、洗濯をする場合、

洗濯機に衣類を入れる→衣類を外に干す→部屋の中に入れる→衣類をたたむ(またはハンガーにかける)→衣類を収納する

衣類の「洗濯~収納」まで、このような流れになります。

収納までの動作を考えたときに、適切なモノの位置は決まってきます。

干した洗濯物を部屋に入れるときには、ハンガーをかける場所が近くにあると便利です。

また、衣類をたたむところは、モノを置かない方が良いです。

さらに、収納するときにも、衣類を収納できる場所が近くあると、移動がスムーズになります。

このように、日常生活の歩く動作に合わせてモノの配置を考えていきます

2つ目は、「よく使用するモノから優先的に収納」していきましょう。

キッチンの場合、

「お茶碗、お皿、コップ、はし、スプーン」などは、毎日のように使用します。

また、
「フライパン、鍋、やかん、包丁、まな板」なども、よく使うモノになると思います。

上段、中段、下段に収納棚が分かれている場合は、「中段→下段→上段」の順番が、使用しやすい位置になります。

使用回数が多いモノは、手が届きやすい中段へ、次に下段に入れます。

上段に重たいモノを収納すると取り出しが大変なため、軽くて大きいモノを優先的に入れると良いです。

扇風機やストーブなどの季節モノは、押入れを上手に活用しましょう。

それぞれ、季節ごとにモノを分けると分かりやすいです。

(例)
夏「扇風機、除湿器、夏服、うちわ、キャンプ用品」など。
冬「ストーブ、こたつ、ホッカイロ、冬服、電気カーペット」など。
3つ目は、「モノは箱に入れる」ようにしましょう

箱に入れる習慣をつけることで、モノが散らかりづらくなります。

今は、箱にまとまっている状態だと思いますが、さらに細かく分別をしていきます。

100円ショップや、ホームセンターに行くと、様々な大きさの箱があります。

例えば、清掃用品を分けるときには、

・キッチンの清掃用具を入れる箱
・浴室の清掃用品を入れる箱
・清掃用品のストック品を入れる箱

など、それぞれの箱に分けることができます。

分類の基準は、自分が分かりやすいように決めましょう

「細かく分別しすぎると分からなくなる」という人は、 清掃用品という大きな箱を作っておき、モノの場所が分かるようにすると良いです。

モノを単体で置かず、グループに分ける習慣をつけるだけで、モノにまとまりができます。

また、箱にモノが溢れてきた場合は、処分する目安として考えるキッカケになります。

・生活する動きに合わせてモノの配置を決める
・使用する回数が多いモノから優先的に収納する
・モノは箱に入れる

この3つを、収納するときに意識すると、収納棚を上手に活用した整頓ができると思います。

今後、散らかった部屋に戻らないためには、

・モノの指定場所を決める
・専用の箱を用意して、溢れてきたら片づける
・単体で置かず、小物はグループを作る


以上のルールを守って生活をしていけば、そこまで部屋が散らかることはありません。

「ステップ1~ステップ6」まで、作業を終えることができたら、 部屋が整理整頓されて、気持ちもスッキリとしているはずです。

部屋を片づけた後の、「自分自身の精神的な変化」にも気付いてもらえると嬉しいです

部屋の片付け代行サービス

部屋の片付け専門の「生活支援・かたづけ隊」です。

「汚部屋片付けステップ講座」はいかがでしたか。

ステップ式にすることで、片付けをスムーズに進められた方も多いと思います。

しかし、「できれば直接片付け方法を教えてほしい」「何もやる気がしない」という悩みを抱えている方もいます。

当社では、愛知県・岐阜県で対応しています。

散らかりすぎてしまった部屋は、専門の片付け業者さんに依頼をしないと片づけられないケースもあります。

専門の片付けスタッフがお伺いして、「ゴミの分別作業」「ゴミの引き取り」「整理整頓アドバイス」などを行っています。

部屋の片付けでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。


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