片づけられない人を納得させる方法

片づけられない人を納得させるには?

・どれだけ説得をしても片づけない
・子供に注意しても変わらない
・親の部屋が散らかっている

片づけで悩むのは本人ではなく、家族である場合も多いです。

片づけをしてほしい人への伝え方イラスト

「片づけられない家族に困っている」という人は、まずは、本人に片づけさせることよりも、「なぜ片づけられないのか?」 の原因を知りましょう

「汚いから掃除をしなさい」「人が来たときに恥ずかしい」 という理由で説得する人が多いですが、残念ながら相手は動いてくれません。

なぜなら、本人の片づけられない結果にだけ指摘して、原因を考えようとしないからです。

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その場では片づけをしたとしても、すぐに元の状態に戻ってしまいます。

片づけられない原因は?

私は、整理整頓アドバイザーの仕事をしてから、今までに多くの部屋を片づけてきました。

その中で、多くのお客様に共通しているのは、「気持ちが不安定になると、片づけができなくなる」ということです。

片づけの仕事をしていなかったら、「部屋の掃除ができない人は、だらしがない」と感じていたと思います。

実際には、
・悩みごとがたくさんあり、解決できない
・責任感が強く、すべての問題を自分で抱え込んでしまう
・精神疾患・認知症の人

このような原因が結果として、部屋に現れていることがあります。

「何もやる気がしないのは、自分に甘えているからだ」「悩みごとは誰にでもある」と言いたくなる人もいるかもしれません。

しかし、そのような考えで片づけられない人を説得しても意味がありません。

相手は反発して関係が悪くなるだけです

片づけられない人にできることは、「片づけるキッカケ作り」を与えるくらいでしょう。

キッカケの作り方

片づけを前向きに始められるアプローチ方法は、「良い未来を見せてあげること」です。

例えば、片づけられない20代の娘に悩んでいるお母さんがいます。

お母さんは、部屋の片づけをしない娘に、「もう大人なんだから部屋くらい自分で片づけなさい」と言いました。

すると、「うるさいなぁ」「余計なお世話」「ほっといて」で終わってしまう可能性が高いでしょう。

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そこで、
・部屋をキレイにすると、女子力が上がるんだって
・彼女の部屋が汚くて、引く男性は多いみたいだよ

このように、直接片づけのことには触れずに、相手の感情を動かす伝え方をしてみましょう。

20代の女性は、親の言葉には耳を傾けなくても、異性の反応には敏感になる人が多いです。

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「片づけは面倒だけど、男性からの好感度や女子力が上がるならやってみてもいいかも?」というキッカケは作れるかもしれません

その他にも、
「整理整頓をしっかりする人は、仕事ができる人だと見られるんだって」(実際にそのように見られます)
「部屋をキレイにしたら、気分がスッキリする人が多いみたいだよ」(これも事実です)

片づけをさせるだけではなく、相手のモチベーションを上げる言葉をかけてあげましょう。

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しかし、相手に伝えるときに注意してほしいことがあります。

それは、どれくらい片づけたらキレイな部屋なのかは、本人の価値観によるものです。

そのため、片づけられない本人の部屋だけが散らかっている状態で、家族に迷惑を かけていなければ、無理に片づけさせる必要はないと思います。

本人が、「片づけをしても何の意味がない」と思えば、余計なお世話になってしまいます。

片づけてほしいと思う人は、「キッカケを与えること」を意識すると、 相手にイライラすることなく、落ち着いて会話ができるようになります。

もし、「片づけたいんだけど、何から始めたらいいかな?」と相談されたら、その時には相手のペースに合わせて手伝ってあげましょう。

事実は一つ、見方は二つ

心理的な原因で片づけられない人の多くは、心配事や悩みを抱えています。

・何をしても上手くいかない苛立ち
・将来に夢も希望もなく無気力状態

誰もが抱える心配事や悩みを、「解決できる人」と「解決できない人」の違いは、どこにあるのでしょうか。

現代社会が抱える「いじめ問題」を例にして考えてみます。

いじめが原因で、学校にいけない、会社に復帰できない人が多くいます。

人間は苦しくなると、「自分を責めるか」「相手を責めるか」のどちらかの行動をとります

最近では、いじめ問題がテレビで報道されることが多くなりました。

しかし、テレビでは、被害者にかたよった報道ばかりが目立つ気がします。

もちろん、いじめる側が悪いに決まっていますが、被害者にかたよった報道ばかりがされることによって、 「いじめられる人が一番可哀想」という思い込みに縛られてしまいがちです。

なぜなら、心理的な見方からすれば、「いじめている側が一番可哀想」になるからです。

先ほど、人間は苦しくなると、「自分を責めるか」「相手を責めるか」の どちらかの行動をするとお伝えしました。

自分が苦しいから相手を責めて、結果的に「いじめ」という形になっています。

このような見方をすると、本当は「いじめている人」を助けてあげなくてはいけません

いじめられるのは大きなトラウマになり苦しんでいる人もいるので、 「いじめている人を助けるなんてありえない」と怒りがこみ上げてくるでしょう。

しかし、いじめという事実は一つでも、

「いじめをする人は、相手の気持ちが分からない未熟な人」
「自分が苦しんでいるから、相手を責めてしまう」
「世の中に不幸な人が増えるほど、いじめは増える」


という見方ができるようになると、いじめの根本的な原因が分かってきます。

片づけられない人にも、「片づけない相手にイライラする」という見方だけではなく、 「もしかしたら、心配事や悩みを抱えているかもしれない」という見方ができれば、 今までとは違った伝え方ができると思います。

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