捨てられない人の生活は人間関係にも影響する

捨てられない人の性格

今の社会はものに恵まれているため、生活をしていく上で困ることはありません。

しかし、簡単にものが手に入ることから、捨てられない生活を送る方が多くなりました

ものを捨てられない方に共通しているのは、「何かに使えるかもしれない」「もったいない」という考えから抜け出せず、部屋に放置してあることです。

例えば、
「シミで汚れた服」「サイズが小さくて着られない服」があると、捨てられない方は以下のように考えます。

・ぞうきんで使えるかもしれない
・部屋なら着られるかもしれない
・誰か欲しい人がいるかもしれない

ものを有効に活用するのは良いことですが、実際には使用されていない場合がほとんどです。

ものを捨てられない方は、「もったいない」という理由で捨てられないと思っていますが、本当は「捨てなくてもいい理由が欲しいだけ」だと、 お客様と会話をすると感じます。

さらに、捨てられない方の問題点は、入ってくるものは何でも受け取ってしまいます。

そのため、部屋にものが溜まり、「捨てられない生活」に悩まされています。

捨てられない人の生活イラスト

ものを捨てられない人は、思い出を忘れられない人

部屋がもので溢れるだけなら、生活ができないだけで終わります。

しかし、捨てられない方は、人間関係でも辛くなることが多いです

理由は、すべての思い出を忘れることができないからです。

つまり、過去の出来事です。

楽しい思い出だけを記憶できれば良いですが、人間は楽しいことよりも、悲しいことや辛いことが記憶に残りやすいと言われています。

捨てられない人の生活イラスト

過去の出来事を思い返してみると、楽しいことばかりではなかった方が多いと思います。

すべての記憶が残っていると、人はどうなってしまうでしょうか。

パソコンで考えてみると、イメージがしやすいです。

不要になったデータを消去せずに使い続けると、メモリーがいっぱいになり、動作が遅くなります

そして、故障の原因にもなります。

捨てられない人の生活イラスト

これを、人間の脳に置き換えた場合はどうなるでしょうか。

今では、インターネットで簡単に情報が入る時代で、便利になりました。

しかし、情報処理ができない方にとっては、メリットよりもデメリットの方が多いです。

理由は、人間の脳もパソコンと同じで、メモリーがいっぱいになると故障してしまうからです。

捨てられない人の生活イラスト

現在、心の病気で悩まされている方が多いのは、情報が入りすぎて処理ができていないことも一つの原因です。

つまり、「情報が入りやすくなった分だけ、捨てる技術を身につける必要がある」ということです。

捨てられない人の生活イラスト

さらに、ものを捨てられない方は、物事による執着も強いため、「一度嫌なことをされた相手を許せない」という感情を抱きやすくなります。

物事による執着が強い→人間はマイナスの記憶が残りやすい→嫌なことをされた相手を許せない→人間関係が上手くいかない

人間関係においては、「悪循環」に陥りやすくなります。

すべてのものを捨てる必要はありませんが、不要な情報(もの)を捨てるのは、充実した生活をしていく上で大切になります。

ものを大切にする本当の意味

もし、人間のように「もの」も生きているとしたら、どのように使われたら幸せでしょうか

ものにとって幸せな使われ方は、
・大事に使ってくれている
・必要とされている

写真やプレゼントされたものは、
・見るたびに相手が楽しい気分になってくれる

このような答えに、多くの方は共感できると思います。

モノを大切にする本当の意味イラスト

それでは、ものにとって一番の不幸は何でしょうか。

それは、「使われないこと、存在を忘れられていること」です。

捨てられない多くの方はものに対して、「まだ使えるから捨てない」 「プレゼントでもらったものだから」

また、「まだ使えるものを捨てるなんて何を考えているの?」と怒ってしまう方もいます。

子供の頃から、そのような教育を受けられてきた場合は、捨てるのを悪いように考えてしまいがちです。

しかし、 「捨てることが悪い」と考えている人ほど、本当の意味でものを大切にしていません

私は、片づけの仕事をしているため、引っ越しによる片づけ依頼や、遺品整理のご依頼を受けることがあります。

そこで、多くのお客様に共通しているのが、何年も使っていなかったものが大量に出てくることです。

例えば、
・押入れからは、ホコリだらけの衣類や雑貨
・キッチンの収納棚からは、かびた食器

このようなものというのは、一生使われることなく存在も忘れられ、見つけられた時には捨てられるものになります。

これこそ、ものにとっての本当の不幸だと思います。

ものは人によって作られています。

「人に使われるために生まれてきた」と言ってもいいでしょう。

ものを捨てられなくて悩んでいる方は、何のためにものがあるのかを考えてみてください。

元恋人、家族の遺品などの思い出のものを捨てられない方もいますが、 今後使わないものは、自分自身が責任をもって処分することが大切です。

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