子育て四訓|手放すことの大切さ

子育て四訓

「子育て四訓」という言葉があります。

1、乳児はしっかり肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな

子育ての悩みがあるお母さん、お父さんは多いと思います。

子育て四訓は、「手放すことの大切さ」を教えてくれています。

子育てで悩む親は、
・子供の責任はすべて私の責任
・親としてしっかり教育をしなければいけない
・子供が問題をおこした。私が何とかしないと・・

など、すべて自分で解決しようと考えてしまいがちです。

子供が解決しなければいけない問題にも親が入ってしまい、親子関係が悪化してしまうことも少なくありません。

子育て四訓|手放すことの大切さ

一つの原因として、親が手放せていないことにあります。

確かに、子供が問題を起こしたときに、「親の教育が悪いからだ」と言う人もいます。

その言葉のプレッシャーから、精神的に追い込まれてしまうこともあるかもしれません。

子育て四訓|手放すことの大切さ

また、「自分が子供の頃には、辛い経験をしてきたから、子供には絶対に苦労させたくない」という気持ちから、 過保護になっているケースもあります。

子供を自立させる大切さ

子供の問題が、すべて親の責任ではありません。

「すべての原因は親の教育が悪いからだ」というのは、考えることをしない人の言葉です。

なぜなら、子供は、親の思い通りになるペットではないからです。

では、子供が悩んでいるときに何ができるのか。

それは、子供と同じ立場で一緒に考え、応援することだと思います。

子育て四訓|手放すことの大切さ

子供にとって、一番に認めてほしい親から否定されたら悲しい気持ちになります。

反対に、一番に認めてほしい親から応援されれば心強いです。

問題の原因を考えて、子供と一緒に学びましょう。

どうしても解決ができない場合は、書店に行ってみてください。

きっと、過去に同じような悩みを抱えていた人が、解決できた方法を教えてくれます。

子育て四訓の言葉では、乳児から青年になるまでに、肌を離し、手を離し、目を離し、最後は心だけが繋がっています。

心だけが繋がったときに、本当の意味で子供は自立できるのだと思います。

子離れの大切さ

子供が自立するのと同じくらい、親の子離れの大切さについて考えさせられる出来事がありました。

それは、一人暮らしをされている60代の女性から、片づけのご依頼があったときのお話になります。

ご依頼されたお客様は認知症で、私とお話したことも10分後には忘れてしまうくらい進行していました。

そこで、片づけの作業をしていると、お客様が何度も私に同じことを言ってくるのです。

「息子はね、私を捨てて嫁と一緒に暮らしているんだよ」と。

認知症になると、今まで抱えていた心の状態が、言葉や行動に出る人が多いです。

1時間のうちに5回以上も「子供は私を捨てた」と聞かされると、悪気はないとは分かっていても、良い気分にはなれませんでした。

「せっかく親子として生まれてきたのに・・子供に言うセリフが私は捨てられたなのか・・」と残念な気持ちになりました。

きっとお客様は、死を迎えるまで「子供は私を捨てて嫁と暮らしてるんだよ」と周りの人に言い続けるでしょう。

このお話については、様々な考え方があると思います。

「親の面倒を見ない子供が悪い」
「親とは距離をおきたい子供の気持ちもわかる」
「親が可愛いそう」など。

様々な考えがある中で、一つだけ言えるのは「親が子離れできていなかった」ということです。

親の立場からしたら、子供が元気で暮らしていてくれたら、それだけで幸せなはずです。

しかし、お客様の心の中では、「私が育てた子供、私の大切な子供、私の・・私の・・」という気持ちでずっと暮らしていたのだと思います。

もし、私の子供であること以上に、立派に自立をして社会生活を送っている子供が自慢だと感じていたら、 「子供と暮らせないのは寂しいけど、元気でやっていてくれれば良い」という言葉になっていたでしょう。

きっと、このお客様は、自分以上に子供を大切に育ててきたのだと思います。

しかし、その強い思いが方向性を誤って、「私は子供を大切にしてきたのに、何で子供は私を大切にしてくれないのか?」と 親子で見返りを求めるような「損得勘定」で生活を送っていたのでしょう。

子供が生まれてきてくれたときに、「私の老後を見てもらうために大切に育てよう」という親はいません。

ただ純粋に「元気に育ってほしい」「優しい人になってほしい」という気持ちで、大切に育てられてきたと思います。

子育て四訓では、子供の自立だけではなく、親の自立の大切さも伝えられています

片付けの悩み

このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright© 2013 かたづけ隊 All rights reserved.