「モノを捨てる基準」は、 人によって考え方が違います。 「もう使わない」 と捨てられる人もいれば、 「まだ壊れていないから」 と保管する人もいるため、 「良い」「悪い」の一言では決められません。 モノの価値観は本人が決めることだからです。
「片づけられない」
と悩んでいる多くのお客様は、部屋にモノが溢れかえっている状態です。
モノを積み重ねて収納するため、
その時は、
「キレイになった」と感じますが、
部屋が散らかるのは、モノを取り出すときです。
探しモノが見つからないときには、すぐに部屋が散らかります。
「急いでいるのに、探しモノが見つからない」
と、部屋中がグチャグチャになってしまった経験があると思います。
モノを並べて、
「キレイになった」という気持ちになるのは簡単ですが、
根本的な解決にはなりません。
そのような状態のまま、何年も過ごしていると、
このような結果になってしまいます。
現代社会は、モノで溢れかえっています。
購入できる金額なら、欲しくなるのが「人間の心理」です。
「モノが欲しい」という気持ちは、悪いことではありません。
しかし、欲しいモノだけを手に入れて、捨てるのをしないのは、
「ただの欲張り者」です。
他人からはゴミに見えても、本人にとっては、
大切な思い出のモノもあります。
思い出のモノを見ると、
楽しかった記憶がよみがえってきて、捨てられずに悩んでしまう人も多いです。
捨てるときに大事なのは、
捨てるのが「もったいない」ではなく、
どれだけ大切にしてきたのか
ではないかと思います。
「もったいないから捨てられない」のは、
過去の執着によることも多いため、
過去にけじめをつけることも、モノを捨てるときには必要になります。
家族に、
「捨てなさい」
と言われても、捨てたくなければ捨てる必要はありません。
しかし、モノを捨てないことによって、
生活に支障が出ていたり、家族に迷惑をかけていると感じているなら、
自分の考え方を変えなければいけません。
本当に大切なモノなら、押入れにしまいこんだり、ホコリだらけの状態ではなく、
毎日見える場所に飾りましょう。
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