物を「捨てる順番」と「捨てるコツ」

捨てる順番が大切

片づけをするときには、モノが多いほど何から始めていいのか、迷ってしまうことがあります。

どのような部屋でも、最初に始めることは、不要なモノを捨てる作業です。

分別しながら整頓をしようとしても、思うように進まないことが多いです。

理由は、「必要なモノ・不要なモノ」の判断と、「分類・配置」を、同時に考えなければいけないからです。

一度に考えながら作業をするのは大変なため、モノを捨てることから始めましょう。

モノを捨てる順番イラスト

部屋全体を片づけるときには、捨てる順番を意識するだけで、片づけがスムーズに進みます。

ステップ1・家庭ゴミ、ダンボール、空き箱

まずは、家庭ゴミ・空き箱がある場合は、優先的に処分しましょう。

「書類・写真・思い出のモノ」から始めてしまう人がいますが、「捨てる、捨てない」と考えるのは、頭を使います。

モノを捨てる順番イラスト3

考えている間に疲れてしまい、片づけが何も進まない可能性が高いため、 最初は「迷わずゴミと判断できるモノ」から処分しましょう。

また、空き箱を保管しておく方が多いです。

「何かに使えるかも・・」「返品するときに箱が必要になるかも・・」と考えるかもしれませんが、 空き箱は捨てましょう。

空き箱で、部屋のスペースを占領しているのは「もったいない」です。

モノを捨てる順番イラスト4

ただし、小物や書類を分別するときに利用できるため、少し残しておくと便利です。

ステップ2・大きなモノから捨てる

家庭ゴミ・空き箱・ダンボールの処分が終わったら、 部屋を占領しているモノを捨てていきます。

布団・ソファー・扇風機・学習机などの家庭ごみ袋に入らないモノを処分しましょう

自治体の清掃センターへ持ち込みが可能であれば、最初に大きなモノを処分することで、部屋のスペースが広がり作業がしやすくなります。

清掃センターへ持ち込みができない場合は、戸別収集(自宅前まで引き取り)を行っている自治体もあるので確認してみましょう。

タンス・本棚・食器棚などの収納する家具は、中のモノを片づけなければいけません。

中のモノを整理する時にはすべて出しましょう

モノを捨てる順番イラスト5

捨てる判断がスムーズにできるようでしたら、小物から分別をしても良いです。

しかし、一つ一つ迷ってしまう方は、小物はダンボールや袋などにまとめて入れます。

「捨てる判断が簡単なモノ」+「大きなモノ」を意識して、少しずつ片づけに慣れていきましょう。

「部屋が広くなった」「片づけが進んでいる」という実感がモチベーションを上げていきます。 モノを捨てる順番イラスト6

ステップ3・衣類→本→小物→書類→思い出のモノが理想の順番

大きなモノを処分できたら、「衣類→本→小物→書類→思い出のモノ」の順番で進めます。

最初は、衣類です。
(必ず順番通りに進める必要はありません。判断しやすいモノ から始めてください)

まずは、部屋にあるすべての衣類を一か所に集めます。(収納棚にある衣類もすべて)

モノを捨てる順番イラスト7

・一度も着ていない服がある
・同じような服が何枚も出てきた
・こんなに服を買い込んでいたんだ

一か所にまとめると、想像以上の量に驚く方も多いです。

特に女性は、衣類は溜まりやすく、捨てにくいモノになります。

すべての衣類を一か所にまとめたら、一枚ずつ「必要な衣類」「不要な衣類」を仕分けしていきましょう。

分別をするときに困るのが、「衣類を捨てる判断基準」です。

捨てる基準を決めていないと、「もったいない」という気持ちになり悩んでしまいます。

しかし、衣類は流行モノです。一年以上も着ていない服はほとんど使用しません。

捨てるのが苦手な方は、ルールを決めることが効果的です。

まずは、衣類の種類で、残す個数を決めましょう

例えば、「Tシャツ10枚、ジーパン5枚、靴下10足まで」と紙に書きだします。

モノを捨てる順番イラスト8

上限を決めることによって、「どれかは捨てなければいけない」という考え方になり、モノを減らしやすくなります。

「今後は着ないと思うけど、今すぐに判断できない」という場合は、ダンボールに入れて「〜月〜日までに一度も使用しなければ捨てる」 と期日を決めて、保管しておきましょう。

ダンボール写真


モノを捨てる時には、「自分自身が納得することが大切」です。

食品を捨てるときは、「もったいない」と思いながらも、賞味期限が1年以上も過ぎていたら、捨てることに納得できます。

しかし、衣類には食品のように賞味期限がないため、破けたり汚れたりしない限りは、捨てにくいモノです。

そのため、衣類にも有効期限を決めて、期間内に一度も使用しなければ、捨てるようにルールを作ります。

部屋の片づけで悩んでいる方は、モノを溜めこんでしまうことが一番の原因です。ルールを決めて 思い切って処分をしましょう。

衣類が終わったら「本」です。

本も、最初に残す上限を決めます

例えば、
「文庫本20冊、勉強本20冊、漫画100冊まで」
「本棚に入るスペースまで」

片づけの仕事をしていると、本が捨てられないことが原因で、散乱している部屋を何度も見てきました。

お客様も「本を減らしたい」と考えていますが、捨てる基準が分からなくて困っている状態です。

最初は、「必要な本だけを残して、後は捨てましょう」と話していましたが、 そのような伝え方では、減らせませんでした

理由は、必要なモノを残す判断基準だと、すべてが必要なモノだと感じてしまうからです。

モノを捨てる順番イラスト9

そこで、「残す冊数を最初に決めましょう」とお客様に伝えてみました。

すると、スムーズに本を減らしていけたのです。

モノを捨てる順番イラスト10

そのような経験から、モノの減らし方は、残す上限を決めてから必要なモノの優先順位を決めることが効果的です。

部屋の広さに適したモノの量は、3割が理想です(収納棚は8割)

「モノを減らしたい」と考えている方は、参考にしてください。

本の片づけが終わったら、「小物→書類→思い出のモノ」と、判断が簡単なモノから進めていきましょう

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